杜設計の新社屋設計事業が「みやぎ建設新聞」に掲載されました
2025.08.20

このたび、弊社が設計を担当した仙台市若林区の新社屋建設事業が、2025年7月発行の「みやぎ建設新聞」に掲載されました。
本プロジェクトは、左官工事業で60年以上の歴史を持つレンテック様の新社屋建設で、延床面積約307.95平方メートル、2階建ての社屋となっております。
新社屋の大きな特徴は、北面を除く3面の外壁と2階共用部の内壁を、同社の職人の手で仕上げた点です。左官の本職が直接手を動かすことで、建物そのものに技術とこだわりが反映されています。
また、「左官の仕事を広めたい」というお施主様の想いのもと、学生のインターンや新しい左官職人の練習、見学に使用する研修室を2室設けました。さらに、南三陸町で選定された南三陸杉を表し柱や梁に活用し、秋保石をあしらった会議室など、県産材を各所に取り入れることで、地域資源の魅力も伝えられる設計となっています。
レンテック様の職人技と地域の素材が融合したこの新社屋は、職人技術の魅力を伝えるだけでなく、次世代の職人育成や地域材の活用にもつながる建物となっています。
今後も、地域の建設業界に貢献できる設計・施工サービスの提供に努めてまいります。
詳細は新聞記事の画像とともに、ぜひご覧ください。